個人通信 第1号

個人通信 第1号(通巻386号)

昨日の午前中に、今年度の学校で取り組むことについて、教務の先生がファシリテーターになってお話会をしました。このお話会では、模造紙に自由に書き込みながらそれぞれの活動について思うことを何でも話してみようというスタンスで進めていきました。

 この話し合い、1時間程度行いましたが、非常に活性化しました。それはどうしてなんだろうという問いが浮かびました。きっと、「活性化した要素」が見えてくると、これからの校内研修や他の話し合いにもつながるだろうと思います。これがリフレクションを行う意義の一つではないでしょうか。 
*活性化した要素 その1
 司会の先生が、模造紙に最初に書いたのが「子ども達につけたい力」。これによって参加 した先生方が、今日はどういうベクトルで思考すればいいのかがはっきりした。そのお かげで、話題が広がりすぎることなく進んでいったのではないか。授業でいえば「課題 が適切だった」ということ。
*活性化した要素 その2
 話題が自分にとって近いものであった。だから、自分の中に蓄積されていた「ネタ」を 発散させることができた。他者の考えを自分の考えとつなげて自由に発想を広げること ができたのが、参加者にとって「心地よい」時間につながったのではないか。
*活性化した要素 その3 
出されたアイディアをまとめなかったこと。ブレストに徹したこと。これは、参加者に とって意見を出しやすい。収束させようという意識が働いてしまうと、参加者は「これ を言うと混乱するかもなあ」という意識が働き、意見を出しにくい状態になってしまう かも知れない。
*活性化した要素 その4
 リラックスできていたこと。これは、かなり重要な要素。細かくみていくと、参加者の 距離が近かった、食べ物・飲み物があった。ファシリテーターの語り方が柔らかかった。 など、色々あるだろう。
 参加された先生方はどう思いましたか?他にはどんな要素があると思いますか?

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